圧巻の宮古ブルー!伊良部島・下地島のおすすめダイビングスポット8選

圧巻の宮古ブルー!伊良部島・下地島のおすすめダイビングスポット8選

宮古島は沖縄県の南西に位置し、太平洋と東シナ海の間にある島です。近隣には伊良部島、下地島、池間島、来間島に囲まれています。近年では、各島々から宮古島までの橋が設けられ、伊良部島・下地島からは、絶景で有名な伊良部大橋、池間島からは池間大橋。そして、来間島からは来間大橋によって結ばれています。

1.宮古島へのアクセス

宮古島空港へは羽田空港からの直行便がJAL、ANAから出ています。下地島空港へは、LCCのジェットスター航空、ピーチ航空から直行便が出ています。(以前は、バニラエアからの直行便でしたが、バニラエアとピーチ航空が合併し、現在はピーチ航空から直行便が出ています。)どちらも所要時間は3時間ほどです。

宮古島への航空券の予約

航空券を手配する場合は、直接航空会社のサイトから予約するのもありですが、各社の航空券の金額を調べられる以下のようなサイトを活用するのがおすすめです。筆者がよく利用するサービスは以下の2点です。

宮古島への航空券の予約①さくらトラベル

国内の格安航空券を購入できるサイトです。

宮古島への航空券の予約②イーツアー
 

用途に応じて、往復、片道から航空券を絞り込み、リアルタイムで安い航空券を探すことができます。宿泊施設やレンタカーなどを合わせて予約すると安くなることもあるので、積極的に活用してみて下さい。

2.宮古島の空港

宮古島の空港①宮古島空港

宮古島空港内には2階の1角に3軒の飲食店があります。メニューが豊富なレストラン「ぱいぱいのむら」、落ち着いた雰囲気の喫茶「すなかぎ」、ファストフード店の「A&W」です。「A&W」では、沖縄そばを食べることもでき、WiFiサービスもあります。

また、宮古島空港内でお土産も購入することができますので、市街地で大量に購入する必要もなく、荷物を軽くして、帰りに空港内のお土産屋に寄っていくのも良いと思います。

宮古島の空港②下地島空港

下地島空港は、お洒落なカフェのようなターミナルです。こちらも宮古島空港と同様に飲食店があり、「カフェ&バー」と「キッチン」の2つがあります。「カフェ&バー」ではバケットサンド、ソフトクリームが販売されています。昼食や夕食で利用する場合は、「キッチン」がおすすめです。宮古そば、伊良部そば、宮古マンゴーカレー、宮古牛焼肉セットなど、宮古島・伊良部島にこだわったメニューが提供されています。下地島空港でも、もちろんお土産を購入することができます。泡盛やスイーツ系が充実している印象です。

宮古島空港は市街地まで近く、アクセスも便利ですが、下地島空港は市街地まで距離があるため、高速バスなどを活用し、市街地まで行く必要があります。下地島空港から、宮古島までの伊良部大橋を渡る景色が、まさに宮古ブルーの象徴であるため、美しい海を眺めることができます。

3.石垣島と宮古島のどっちがおすすめ?

沖縄の離島の中でも石垣島と宮古島は特に知名度の高い観光地ですが、両者にそれぞれの特徴があります。

石垣島は、マリンスポーツに加えて、マングローブの群生林などの亜熱帯の自然にも訪れ、市街地のショッピングやお洒落なカフェも楽しみたい方に向いています。石垣島は、フェリーで15分で行ける竹富島、1時間ほどで行け、手つかずの亜熱帯を堪能できる西表島に行くことができます。

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一方、宮古島は、海に特化しており、ダイビングやシュノーケリング、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しみたい方に向いていると言えます。沖縄は本土と比較して、海が綺麗な場所が多いですが、宮古島の海の美しさは群を抜いており、宮古ブルーと称されるほどです。

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4.宮古島でのおすすめダイビングは伊良部島・下地島

今回は宮古島の中でも最も海が美しい、伊良部島・下地島でのダイビングについてご紹介します。

宮古島のダイビングでは、サンゴ礁やマクロ生物、回遊魚も遭遇できますが、何と言っても洞窟ダイビング(ケーブダイビング)のメッカとして国内有数のスポットがあります。

下地島の西側にある「魔王の宮殿」もダイバーの間では有名ですが、他にも様々な洞窟ダイビングができるポイントがあります。宮古島にはダイビングスポットが多数ありますが、今回は8箇所のポイントをご紹介します。

伊良部島・下地島のダイビングスポット①伊良部崖下

最大水深:20m
レベル:初心者からOK
特徴:エアドームのある地形
流れ:なし

見所:伊良部島の崖に向かっていくと、ふと横穴があいています。そこを進んでいくとエアドームがあり、顔を出すと幻想的な世界があります。伊良部崖下は、宮古島の地形ポイントの中でも数少ないエアドームのあるポイントです。 沖の根の方に行くと、アカネハナゴイの大群がおり南国らしいトロピカルな景色が広がっています。

見れる魚:イセエビ、タカラガイ、アカネハナゴイ、ハナゴイ、アカククリ、スズメハタンポなど

伊良部島・下地島のダイビングスポットクロスホール

 

最大水深:25m
レベル:初心者から~中級者向け
特徴:自然の造形美が美しい十字型のホール。
流れ:ほぼなし

見所:伊良部島で一番大きな縦穴のポイントです。 名前の由来のクロスホールは、水深25mから細い光のシャワーが降り注ぎ、ふっと見上げると、出口が十字(クロス)型に開いたように見えることから、クロスホールと呼ばれています。自然の造形美を堪能できる点がポイントです。マクロ生物として、入り口の緩やかな傾斜からは、砂地にカミソリウオの赤ちゃんが漂っています。

見れる魚:アカモンガラ、オヤビッチャ、アカヒメジ、ソラスズメダイ、ハタタテハゼ、ガラスハゼ、アカマツカサ、ハタンポ、サキシマミノウシなど

伊良部島・下地島のダイビングスポットWアーチ

最大水深:20m
レベル:初心者からOK
特徴:ダイナミックな地形が楽しめる
流れ:ほぼなし

見所:自然が作り上げた広大な地形をゆっくり堪能できるポイントです。 その名の通りアーチが2つあり、2つのアーチがくの字のトンネルを作っています。このアーチはどちらもハートに見えます。素直な心で見てください。トンネルには、暗闇を好むエビ・カニ・ヤドカリなどの甲殻類が生息しています。 水中ライトを持っていくと、よりダイビングを楽しむことができるでしょう。後半はゴロタでのんびりダイビングもできます。

見れる魚:ウコンハネガイ、ハナミノカサゴ、ノコギリダイ、ミゾレチョウチョウオ、ハタンポ、ソリバシコモンエビ、イセエビ、アカマツカサ、オヤビッチャなど

伊良部島・下地島のダイビングスポット伊良部島 青の洞窟(ツインホール)

最大水深:10m
レベル:初心者からOK
特徴:伊良部島にある「青の洞窟」。体験ダイビングやシュノーケリングでもOK
流れ:ほぼなし

見所:宮古島にある各ショップでも「青の洞窟」という名前でツアー紹介されています。水深3m前後の所から、水面上にかけて洞窟があります。伊良部島にある「青の洞窟」へのエントリーは小さな通路になっており、人が一人やっと通れるスペースです。水深も浅く、初心者向けでもあることから、シュノーケリングや体験ダイビング、カヌーなどでも行く事が出来ます。この場所は波の影響を受けやすく、波があると入れなかったり、潮の満ち加減によっては入れないこともあります。出入り口付近には「ハタンポ」が沢山おり、群れをなして泳ぐ姿は幻想的で美しいです。

見れる魚:ハナダイ、ハタンポ、ギンユゴイ、キビナゴ、シマハギ、ハナミノカサゴ、キンメモドキなど

伊良部島・下地島のダイビングスポットブライスキャニオン

最大水深:10m
レベル:初心者からOK
特徴:ゆっくりと様々なサンゴの群生が楽しめる
流れ:ほぼなし

見所:アメリカ南西部のユタ州にある「ブライスキャニオン国立公園」のようなサンゴ礁の群生が広がっています。水深も浅く、パラオハマサンゴの群生、キャベツのようなリュウキュウキッカサンゴ、コブハマサンゴなどを見ることができます。ブライスキャニオンの特徴は水深も浅く、のんびりと泳ぐことができるため、初心者にもおすすめであり、地形ではあまり見ることができない魚たちに出会えることです。

見れる魚:クロオビハゼ、クロオビアトヒキテンジクダイ、アトヒキテンジクダイ、クラカオスズメダイ、カクレクマノミ、セジロクマノミなど

伊良部島・下地島のダイビングスポット中の島ホール

最大水深:30m
レベル:中級者から~上級者向け
特徴:巨大な縦穴の先にあるハートの鍵穴
流れ:時々あり

見所:水深5mのところにぽっかりと縦穴があり、最大水深30mまで深さがあります。トンネルの中はL字形になっており、最深部に到着すると横穴が続き、そのままトンネルを進んで外洋に出ると、その先には巨大なハートの鍵穴があります。水深が深くなるにつれて、海の青さをより一層体感でき、ダイバーにも人気のポイントです。地形ダイビングが好きな方には特におすすめですので、ぜひリクエストしてみましょう。

見れる魚:ウコンハネガイ、ヤマブキハゼ、テッポウエビ、カスミアジ、ナポレオン、ミナミウシノシタ、ニチリンダテハゼ、ヤマブキスズメダイ、カクレクマノミ、ホシベニサンゴガニなど

伊良部島・下地島のダイビングスポットミニグロット(ミニ通り池)

最大水深:20m
レベル:初心者からOK
特徴:初心者でも気軽に楽しめる浮上ポイント。ミニ通り池とも呼ばれています。
流れ:ほぼなし

見所:水深10mに空いた横穴を進むと「通り池」同様に水面に顔を出せます。初心者から上級者まで楽しめる地形ポイントであり、直径6mの池の周りには鍾乳石が至る所にあります。帰り道の砂地には、様々な魚が生息しており、フォト派ダイバーにもおすすめです。浮上すると、他の観光客がいることもよくあります。

見れる魚:カスミアジ、バラフエダイ、オニカサゴ、ツマジロオコゼ、タツノイトコ、カミソリウオ、サザナミヤッコ、チンアナゴ、フエヤッコダイなど

伊良部島・下地島のダイビングスポット中の島チャネル

最大水深:20m
レベル:初心者~上級者まで
特徴:ゆっくりと地形
流れ:なし

見所:水深も浅く、初心者でも安心して地形を楽しむことができるポイントです。このポイントの水路は、アーチ・トンネル・クレバスと迷路のような水路が入り組んでいるのが特徴的であり、陸にあった頃に出来上がった水路が、そのまま海に沈んでいるそうです。 サンゴに住んでいるニセアカホシカクレエビの小魚によるクリーニングシーンを見ることもできます。初心者から上級者まで幅広く楽しむことができ、マクロ好きのフォトダイバーにもおすすめです。

宮古島ダイビングのまとめ

今回は宮古島のダイビングの中でも特に海が綺麗な伊良部島・下地島に焦点をあててご紹介しました。記載したダイビングスポット以外にも、伊良部島・下地島には、他にも多くのポイントがあり、初心者の体験ダイビングから、本格的な地形ダイバー、フォトダイバーも楽しめるはずです。

ダイビング目的で宮古島を訪れた場合は、毎回異なるポイントで潜ることができるのではないでしょうか。宮古島が作り上げた豊かな海の自然を堪能してみて下さい。

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