世界が恋するプーケット!エメラルドグリーンのお勧めダイビングをご紹介!

世界が恋するプーケット!エメラルドグリーンのお勧めダイビングをご紹介!

.プーケットとは

タイのビーチリゾートの中でも一番と言ってもいいほど有名なプーケット。ダイビングはもちろん、様々なビーチアクティビティもあり、家族や仲間たちで遊びに行くのもおすすめです。

現在は残念ながら日本からの直行便はなく、バンコクや香港、クアラルンプール、シンガポール、仁川などの経由便だけになりますが、最近ではLCCも多く就航していて、安い時は往復3万円以下で行くこともできます。

基本的には通年通して遊べるビーチではあるのですが、ダイビングに関しては乾期のハイシーズン(10月~4月)と雨期であるローシーズン(5月~9月)で、行ける場所といけない場所が出てくることを理解しておいたほうがいいかもしれません。

ハイシーズンは西から吹く風が収まり、天候も海況もいいことが多いです。逆にローシーズンは、風を遮れる島影のスポットで潜ることが多くなるようです。一方、この雨期の時期の方が透明度が高いということもあるようです。

.プーケットからのアクセス方法

プーケットからおすすめのダイビングスポットへ行くには、主に2つの方法がありますので、1つずつご紹介していきたいと思います。

プーケットからのアクセス方法①ダイブクルーズに参加する

プーケットから日帰りで行くには遠いけれど、クルーズ船に乗れば寝ている間に目的のダイブスポットに着いていたり、移動しながら効率よく1日3~4本主要なダイビングスポットをまわることができます。

プーケットのシャロン港からの発着で、最短2泊2日7ダイブで乗れる船から、4414ダイブできる船まで、いろんな会社のクルーズ船があります。

現在、日本人専用で催行されている船はないようですが、日本人ショップから乗合いで少人数からでも日本人ガイドが同行してくれるショップがいくつかあるようです。

次は、そんなスタイルで行けるおすすめダイビングスポットをご紹介していきます。

プーケットからのおすすめダイビングスポット①ダイブクルーズヒンデン&ヒンムアン(Hin Daeng&Hin Muang

プーケットからは南へ約65キロに位置する2つの根。距離があるので、プーケットから日帰りでは行けませんが、せっかくなら絶対に行くべき見どころ満載のダイブスポットです。

タイの西側のアンダマン海の中でも、「北のリチェリューロック」「南のヒンデン&ヒンムアン」と言われるほど、この辺りでは最も有名なダイブスポットです。

この2つの根は隣り合ってはいますが、1つずつも結構大きいのと泳いで移動するには少し距離もあるので、基本はそれぞれのダイビングで分けて潜ります。

ヒンデンはタイ語で「赤い岩」を、ヒンムアンは「紫の岩」を意味し、その名前の通り、それぞれピンクや紫の綺麗なソフトコーラルに包まれたピナクル(根)です。

深い所では、水底で60mほどの所もあり、ドップオフになったダイナミックな地形も堪能することができます。

また、アンダマン海はインド洋の一部である為、インド洋の固有種であるパウダーブルーサージョンフィッシュやコラーレバタフライフィッシュなども見ることができます。

中層では、カスミアジやイソマグロなどの回遊魚やバラクーダの群れにも会えることもあります。そして、もっとラッキーだとマンタやジンベエザメなどの大物にも遭遇できる可能性もあるダイビングスポットです。

プーケットからのおすすめダイビングスポット②コハー(Koh Haa)

ヒンデン&ヒンムアンと、ピピ島やランタ島の間にあり、コハーとはタイ語で5つの島を意味する通り、小さな島が集合しているエリアを指します。

1つ1つの島にはナンバーとタイ語の名前も付いており、#1のコハーヌア(koh Haa Neua)にあるチムニーと呼ばれる縦穴洞窟や、#5のコハーヤイ(Koh Haa Yai)にはエアードームと呼ばれる水面から顔を出せる空間もある洞窟があり、冒険心をくすぐられる神秘的な地形を楽しむことができます。

島の周りは、真っ白な砂地やサンゴ、カラフルなソフトコーラルに囲まれており、そこに住む
・ホソフエダイ
・ヨスジフエダイ
などの群れや、インド洋固有種の

・スズメダイ
・インディアンダッシラス
や、天使の輪っかの様な模様があるローランズダムゼルも見ることができます。

ラッキーだと、マクロの人気者である
・ハナヒゲウツボ
・ニシキフウライウオ
に会えるチャンスもあります。

エリアとしても広いので、このコハーの周りだけでも何本か潜りたい所です。

また、島の影になるところもあるので、多少の風であれば遮って安全に潜れる場所を確保できるのも嬉しい所です。

プーケットからのおすすめダイビングスポット③ピピ島(koh Phi Phi

プーケットから南東方向45キロほどに位置し、言わずと知れた知名度のピピ島ですが、一口にピピ島と言っても、人が唯一住んでいるピピドン島と、姉妹島のビダノック島とビダナイ島で成り立っています。

その中でもダイビングスポットとなっているのは、ビダノック島とビダナイ島の周辺となっています。もちろんピピ島に滞在してダイビングするスタイルや、プーケットから日帰りのツアーでも行けるようですが、クルーズ船ですとプーケットへの帰り道に寄って潜ることが出来ます。

いずれのダイブサイトも外の海況の影響を受けやすいらしく、透明度が悪いときや流れが強くなることも多いぶん、ジンベエザメなどの大物との遭遇率は、プーケット近郊の中では一番だそうです。

ビダノックの島沿いは、水底20m程までではあるがドロップオフの様な切り立った岩の地形、変わってビダナイの島沿いは緩やかな傾斜のスロープ状と少し雰囲気の違いはあるものの、それぞれにサンゴに覆われた場所や潮が程よく当たる場所もあります。

島沿いでは何千単位のキンセンフエダイの群れが見れたり、

水底では、昼間は大人しく寝ているレオパードシャークにも高確率で会えるチャンスもあます。

潮当たりのいい中層では、ギンガメアジの群れやバラクーダの群れに会えることもあるそうです。

潮当たりが微妙な時や、透明度が悪い時は、カクレクマノミやウミウシなどの可愛いマクロ生物を観察するのもいいでしょう。

プーケットからのアクセス方法②日帰りファンダイビングツアーに参加する

プーケットから日帰りでいけるダイビングツアーを開催している日本人ガイド常駐のショップもたくさんあります。

出発はクルーズ船と同じシャロン湾の港から出る船が多い様です。

朝出港して2~3本潜り、夕方には帰って来られるスケジュールで、1日から参加できるのでクルーズ乗船よりは気軽に参加できるのではないでしょうか。

プーケットからのおすすめダイビングスポット④ラチャヤイ島(Koh Racha Yai)

プーケットからは南へ約25kmのところにある島。島沿いは緩やかなリーフになっているためビギナーから楽しめるダイビングスポットです。

ダイビングスポットに着いたボートから島の小さなビーチを見ることもできます。ホームランベイと呼ばれるポイントでは、少し水深を落としていくと横たわる沈船があったりもするらしいです。

リーフではここでもアンダマン海の固有種のスズメダイ、アンダマンダムゼルの姿を見ることもできます。別名「メタリックダムゼル」とも呼ばれるほどの、青く光り輝く体色がなんとも美しいスズメダイです。

サンゴの中をお散歩中のタイマイにも会えることもあります。お食事に夢中になっている時は、かなり至近距離まで近寄れたりもします。

ウミガメはどんな生物?ウミガメに会うには?2020年ウミガメ最新情報

ウミガメはどんな生物?ウミガメに会うには?2022年ウミガメ最新情報 カメの仲間の中でも1~2mと大型になるウミガメの仲間たち。カメと聞いてイメージする通り、動きがゆっくりで穏やかな顔をしており、水族館などでも大人気の生き物ですよね。[…]

プーケットからのおすすめダイビングスポット⑤ラチャノイ島(Koh Racha Noi

ラチャヤイ島からさらに20kmほど行くとあるもう一つの島です。こちらも湾になっているベイや、島沿いはリーフのポイントになっています。

バナナリーフというポイントでは、10m前後の浅いところでは綺麗なサンゴ畑を見ることができました。

他にも、所々に付いているイソギンチャクを覗くと、みんなのアイドルのカクレクマノミにも会うことができます。

なだらかな傾斜のリーフを降りていくと15mくらいから砂地と、その中に小さな根が点在している風景になり、砂の中ではヤッコエイの姿や、根の周りでは運がいいと、マクロの人気者のカエルアンコウにも出会えることもあります。

プーケットからのおすすめダイビングスポット⑥カタビーチ

こちらは波が穏やかなになる乾期(11月~4月頃)限定ですが、

他にもいっぱいやりたいアクティビティがあるとか、丸1日ダイビングだけで潰れるのはもったいないという方にもオススメなのがカタビーチでのダイビングです。

船に乗らずにビーチからサクッと海に入れるので最もお手軽にダイビングを楽しむことができます。

体験ダイビングや講習でも使われることも多いところなので、ビギナーの方はもちろん、久しぶりの1本目のリフレッシュダイビングの方にもオススメです。

エントリーしてすぐの水面近くで、アオリイカの群れがフワフワ泳いでいる姿を見ることができたり、リーフの上ではインド洋にしかいない
・チョウチョウウオ
・インディアンバカボンドバタフライフィッシュ
・コラーレバタフライフィッシュ
・真っ青な体が綺麗なパウダーブルーサージョンフィッシュ

なども簡単に見ることができます。

地形は、水深5mくらいから15mくらいまで、ビーチから泳いですぐのところから広くひろがっていて、リーフと砂地とに分かれています。

外洋や深場ではあまり見られないカミソリウオやゴマモンガラの幼魚たちの姿やイカが卵からハッチアウトするシーンなども見られることがあり、狭い範囲でも

探せば探すだけ可愛いマクロ生物との出会いもあるので、ベテランのマクロ好きダイバーやじっくりフォト派のダイバーにもオススメです。

日本では珍しいけれど、ここにはたくさんいます、顔の模様が綺麗なクジャクスズメダイなども見られます。

また水深が浅いので、エアーが続く限りか飽きるまでか、90分ほどのロングダイブも可能です。

世界が恋する!プーケットのダイビングまとめ

以上、プーケットから行けるお勧めのダイビングスポットをご紹介させていただきました。

ダイビング以外にもたくさん観光スポットやアクティビティもあるため、ご自身のプランに合ったスタイルでダイビングを楽しんでいただけたらと思います。

でも、もしダイビングがメインでプーケットに行かれる様であれば、時期とスケジュールを合わせて、ぜひヒンデン&ヒンムアンやコハーの方へダイナミックな見どころ満載のダイビングスポットを潜ってみてください。

【タイの秘境】格安でダイビング三昧!タオ島ダイビングの魅力1

【タイの秘境】格安でダイビング三昧!タオ島ダイビングの魅力1 タオ島は、タイの首都バンコクから500kmほど離れたところにある小さな島です。その周辺には多くのダイビングポイントがあり、中でも「3大ピナクル」と呼ばれるポイン[…]

最新情報をチェックしよう!