豊かでカラフル!伊豆で見られる代表的な海の生き物6選をご紹介!

豊かでカラフル!伊豆で見られる代表的な海の生き物6選をご紹介!

都心から2時間半というアクセスの良さから、伊豆の海に訪れたことがあるという方も多いのではないでしょうか?今までの伊豆の記事では、ビーチスポット、ダイビングスポット等様々なエリアの特徴をご紹介してきました。

今回のテーマは海の中!伊豆の海の中を覗いてみましょう。伊豆の海は、春夏秋冬の季節に応じて、様々な表情を見せてくれます。透明度は一年を通して視界3mから30mほどの変化があり、水温も13℃から27℃と幅があります。

様々な環境で見られる景色や生き物が変わり、本当に魅力的です。ではそんな伊豆の海の中で見られる生物達を、ご紹介していきます。

伊豆で見られる海の生き物①クマノミ

ディズニー映画に主人公として登場して以来「カクレクマノミ」という魚の名前は世界中で一躍有名になりましたが、その仲間です。

いうなれば本家クマノミです!ダイビングをする人が初めてクマノミを見ると必ず「ニモだー!」と大喜び。写真のクマノミは卵を守っています。力強い目をしていますね。

さらに面白いのが実は元々伊豆の魚ではなく、季節来遊魚という水温の高い時期に流れ着いた南方の種なんです。南方の魚は、たいてい冬時期の低水温に耐えられずに自然淘汰されているのですが、十数年前のある時、ある個体が冬を越し、この伊豆の地に生息域を広げることが出来たため、今ではすっかり伊豆の魚です。

伊豆で見られる海の生き物②ソラスズメダイ

呼んで字のごとく空色のスズメダイです。伊豆の海を覗き込んだ時「こんなにカラフルな魚が伊豆の海にいるんだ!」と多くの人が驚きます。

時期になると顔をつけた深さから一面真っ青な絨毯。圧巻のソラスズメダイの群れが見られます。7、8年前からその数は減少傾向にありましたが、ここ2、3年盛り返しつつあります。海の青に映える青。一見の価値のある景色です。

ダイビングで是非遭遇したい海も生き物1は下記の通りです。

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伊豆で見られる海の生き物③ミノカサゴ

毒のある魚としてご存知の方も多いと思います。背びれに毒があり絶対に触ってはいけません。自分に毒があることを知ってか知らずか、優雅に泳ぐ姿は非常に美しく、少し憎たらしいほどです。

一年を通して浅場、深場、砂地、岩場、場所を問わずに出逢うことが出来ます。被写体としても最高なのでファンが多いです。

ちなみに美味しいらしいです。

伊豆で見られる海の生き物④マツカサウオ

驚くほど金色に輝くこの魚は、見た目のフォルムから松毬と形容されます。松ぼっくりのことですね。

むむ!たしかに!しかし英名では「パイナップルフィッシュ」と呼ばれます。むむ!!それもたしかに!皆さんはどっち派ですか?

綺麗なフォルムと何となくのんびりとした雰囲気に癒されますね。大きくなるほど金色が薄くなりなんとなくぱっとしない色合いになります。

伊豆で見られる海の生き物⑤キンギョハナダイ

ソラスズメダイとならび、カラフルさに驚かれることの多いこのキンギョハナダイ、本当に綺麗な色をしています。群れているとまさに花びらが舞うようで、見とれてしまいます。

少数のオスに対して多数のメスでハーレムの群れを形成します。なんと群れの中にオスがいない場合、群れの中で一番身体が大きく、オスに近いメスが性転換をするそうです。

海洋生物は性転換をする生物が多いですが、、なんか複雑ですね。

ダイビングで是非遭遇したい海も生き物2は下記の通りです。

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伊豆で見られる海の生き物⑥トラウツボ

鋭い牙に毒々しい体色。初めて見たときはドラゴンかと思いました。伊豆の海は水中に大きな岩が多く、隠れる場所が沢山あるためウツボの仲間も多く生息しています。

ウツボは「海のギャング」とも呼ばれ怖い印象が強い方も多いとは思いますが、そんなことはなく非常に臆病な生き物です。陸のギャングの方が全然怖いです。

海洋生物には毒や牙、トゲなどの武器を持つ生き物が本当に多いですが、それを使って生き物の方から攻撃をしてくることはありません。ほぼ全ての生き物が自衛のための武器です。

噛まれた、刺された等の事故のほとんどはダイバーの不注意や生き物のテリトリーを大きく侵したことが原因だったりします。ダイバーの皆さんも気をつけていきましょう。

伊豆で見られる海の生き物まとめ

タイトルのとおり伊豆の海ってこんなにもカラフルなんだ!と思った方も多いと思います。そうなんです、とってもカラフルなんです。少しずつ、何回かに分けてご紹介して行きます!

こんな綺麗で豊かな海が、東京から2時間半という位置にあるというのは、世界的に見ても特異的な立地だそうです。行ったことがない、潜ったことがないというそんなアナタ!是非一度は訪れてみてください。

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