ウニだけじゃない！北海道、積丹半島の海が…アツい！！

ウニだけじゃない！北海道、積丹半島の海が…アツい！！

北海道といえば、新鮮な海鮮やチーズ、牛乳といった乳製品などのグルメ王国！さらには広い大地と、周りを海に囲まれている解放感…！都会では味わえない体験がたくさんできる…そんなイメージがありますよね。

また、北海道の札幌では雪まつりが行われたりなど、雪がたくさん降るし、寒そうだなぁといったイメージをお持ちの方も多いのではないのでしょうか。今回はそんな北海道の中でも「積丹半島」に焦点をあて、観光やダイビングなどの魅力をお伝えいたします！

１．そもそも、「積丹半島」ってどこ？？

積丹半島は北海道の西側、北西に突き出ている半島のことです。海岸沿いの道からは、北海道らしいごつごつした岩々や「積丹ブルー」と名付けられるほどの美しい青い海が一望できます。

札幌からは車で約1時間半、新千歳空港からは高速を利用して約3時間、一般道では約4時間ほどで着く場所にあります。積丹半島へ行く途中には、有名な観光地「小樽」も経由します。小樽運河や、寿司などが有名なので時間に余裕があれば寄ってみてはいかがでしょうか？

２．積丹の観光について

積丹といえば、うに！海！満喫するにはやはり、夏(7月から9月初旬)がおすすめです。北海道の夏は短いので堪能できる時期は限られていますが、その分ぎゅっと濃い時間を楽しめます。余すところなく積丹を満喫するために、下調べはしっかりしておきましょう！ここでは観光名所・名物を5つ、ご紹介いたします！

観光名所①神威岬

積丹ブルーを一望できる観光スポット。夏場のきらきらとした海面は、写真では味わえない感動があります。岬に至る遊歩道があり、両脇を海に囲まれています。風の強い日は通れないことがあるので要注意です。

神威岬の駐車場にある「かむい番屋」では「積丹ブルーソフトクリーム(青い！)」や「積丹ブルーラムネ(青い！)」、「積丹ブルーアイス(青い！)」が食べられます。目だけではなく、舌でも積丹ブルーを味わってみてはいかがでしょうか。

観光名所②島武意海岸

積丹岬の東側に位置する「日本の渚百選」にも選ばれた美しい海岸です。島武意トンネルを抜けると、海岸に到着します。階段がちょっとしんどいかもしれませんが、海岸からの眺めもまた絶景ですよ。

駐車場の近くには食堂「鱗晃」があります。海産物の鮮度が良い！と評判のお店です。

観光名所③生うになどの海鮮

栄養満点の綺麗な海で育ったうにや海鮮も、積丹の観光では外せません。特に綺麗なオレンジ色のうには、昆布をたくさん食べて育っているのでうまみが濃厚でとろける食感…！時期には新鮮なうにが提供されるため、うにが苦手…という人も意識が変わるかもしれませんね。

ちなみにうにの最高の旬は7月から8月初旬といわれています。「みさき」や、「中村屋」「食堂うしお」などのお店が有名です。時期の都合や海がしけて、うにがないときもあるので絶対食べたい！という方は事前に電話で確認してみるのが良いでしょう。

観光名所④水中展望船ニューしゃこたん号

約40分ほどの観光船。水中展望室からは海底に転がるウニや、ホッケなどの魚を観察することができます。海面から見るのとは一味違う積丹ブルーも堪能できます。

船上ではカモメの餌付けも体験することができます(パンの耳がもらえますよ！)。4月中旬ごろから10月半ばまでの運行なので注意が必要です！大人1,600円、小人800円です(令和2年4月1日よりの値段です、)。

観光名所⑤岬の湯　しゃこたん

積丹にある温泉です。露天風呂が大きく、解放感は抜群。海岸線よりやや高台にあるため、日本海を眼下に沈む夕日を見ながらのんびりでき、神威岬と積丹岬の両方を望むことができます。

なんとも贅沢ですね。アクセスも良く、中央バス積丹線「岬の湯　しゃこたん」バス停下車すぐのところにあります。

３．積丹半島でダイビング！

「積丹ブルー」を堪能するのに、こんなに適したアクティビティはありませんね！日本海側の海なので、荒々しいイメージがあるかもしれませんが、初心者やダイビングは久しぶりという方でも潜れるスポットは十分にあります。

基本的にボートでのアクセスになるので、体力が心配…という方も安心ですね。北海道はごつごつした岩が多く、比較的冷たい海なので、南国とはまた違った魚たちの生態が観察できますよ！北海道にしか生息しない魚もたくさんいます。

ダイビングスポットは2か所ご紹介していきます。後半は気になる水温や、季節ごとに見られる魚・海獣についてご紹介していきます！

積丹半島のおすすめダイビングスポット①美国周辺

ボートでの移動中も、奇岩が見られたり海面からの「積丹ブルー」を堪能できます。割と穏やか。1本ごとに陸に戻るので、体力面が心配な人や、船酔いをしてしまう人などにおすすめ。

岩場が多く、海中から見上げた時に差し込む光がとっても幻想的ですよ！上から見ると、ハートの形に見える岩があるので見つけられたらラッキーかもしれません！

積丹半島のおすすめダイビングスポット②神威岬周辺

流れが強く、初心者には向かないですが透明度は抜群で、大きな魚が多いです。巨大な魚が目の前をよぎったり、魚の大群が通過したりするので、まるで水族館の中を泳いでいるような感動を味わえます。まさに日本海、といった雰囲気で楽しそうですね。

※ダイビングスポットについてはショップによってさまざまなので、どこで潜るのかかはショップにお問い合わせすることをおすすめします。

４．積丹半島の水温と、見られる魚について

春(4月から6月)　平均水温5℃から14℃

北海道では有名な魚、ホテイウオ(通称ゴッコ)の稚魚の孵化が始まります。
春にはホッケの回遊や、イルカなどが見られたりします。運が良ければクジラやシャチがみられるかもしれません！

夏(7月から9月)　平均水温15℃から22℃

北海道の短い夏到来です！絶好の積丹ブルーを拝むチャンスです。魚も多く、透明度も抜群。この時期は身軽なウエットスーツで潜れますし、潜った後のアイスも美味しいです。海からあがったあとも暖かいので、積丹で買った海鮮を使ったバーベキューを楽しむこともできる季節です。

秋(10月から12月)　平均水温　20℃から8℃

寒くなってきますが、マグロが見られるシーズンになります。魚たちの産卵の季節でもあり、生命の神秘を感じられそうですね。

この時期は、ホッケが柱をつくる圧巻の光景が見れるかもしれない時期です(筆者は海上からしか見たことがありませんが、海の中の竜巻といったイメージでした！)。

冬(1月から3月)　平均水温7℃から4℃

冬は海獣の季節です。トドやタコ、ホテイウオなど北海道らしい生物がたくさん見られます。とってもつめたーい海に潜るアイスダイビングになりますが、一度慣れてしまうと病みつきになるかもしれません…！！(ダンゴウオの赤ちゃんはとってもかわいいのでおすすめ！)

次にいくつかのダイビングショップを紹介して、終わりたいと思います。

５．積丹半島でダイビングするためのダイビングショップ

積丹半島ダイビングのおすすめダイビングショップ①AQUA CAT HOROMI DAIVING SHOP

北海道積丹の幌武意にあるダイビングショップです。アットホームな地元のショップなら、知らないことはなさそうですね！BBQコーナー(春から秋)やフリースペースもあるので、食事も楽しみたいという方にはピッタリですね。冬のダイビングの後にはエコバスにも入れるため、しっかり体を温めることができます！

積丹半島ダイビングのおすすめダイビングショップ②SUNSHINE　DIVING　SCHOOL(サンシャインスポーツクラブ内)

北海道札幌中央区にあるダイビングスクールです。札幌駅からも近いので、その周辺に宿泊する人には近くて便利です。積丹への送迎はもちろんあるので、帰ってきたときにすぐ休めるのは安心ですね。ブランクのあるダイバーへの講習も行っているので、久しぶりのダイビング…という方でも安心です。

積丹半島ダイビングのおすすめダイビングショップ③クラブキッズ

北海道札幌市厚別区にあるダイビングスクールです。こちらでは積丹までの送迎はもちろん、「Cカードをとってからしばらくダイビングしていなかったから、いきなり海は不安…」といったペーパーダイバー向けにスキルリフレッシュプログラムというものを実施しています。

知識の再確認や、機材の組み立て方、マスククリアなど基本的なスキルの復習を行ってくれます。いきなり海！ではなく温水プールでの実習なので、久しぶりのかたも安心して取り組めそうですね。詳しくは直接問い合わせるか、サイトでの確認をお願いいたします。

積丹半島ダイビングのおすすめダイビングショップ④Scuba Diving School Lana

北海道札幌西区八軒にあるダイビングスクールです。ダイビング後はリクエストにより温泉によったり、美味しい食事を食べたりとアフターダイブも楽しめるファンダイビングができるショップです。

ダイビング以外も楽しめるのはうれしいですね。また平日は22時まで営業しているので、平日仕事が忙しくてなかなかショップへ行けない！というかたにもおすすめです。また、リフレッシュ講習も行っているので、不安がある方は相談してみましょう。

積丹半島ダイビングのまとめ

いかがでしたでしょうか？

夏の積丹が大好きで、札幌のダイビングショップからバスに乗って、ダイビング、うに丼とアイスを楽しんでいました(笑)アフターダイブが充実しているのも嬉しいですよね。

積丹にもダイビングショップはあるのですが、現地集合・現地解散だと帰路の体力が残っておらずしんどい思いをしたことがあります。

なので、積丹に宿泊するよ！という方は積丹のダイビングショップを、札幌に宿泊するよ！という方は札幌のダイビングショップからの出発をおすすめします(札幌から積丹までは送迎バスがあるので、帰りはのんびり眠ることもできます)。

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