沖縄本島最大の自然!沖縄北部「やんばる」おすすめダイビングスポット6選

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海も例外ではなく、沖縄本島のエリアや、アクセスの良い離島部も含め、ビギナーからベテランまでが満足できるダイビングポイントが多数点在しています。

今回は、ダイバーが満足できるダイビングスポットのおすすめ6選をお届けします。

沖縄北部おすすめダイビングスポット①ゴリラチョップ

本島北部エリアで最も有名なポイントと言えるでしょう。主にビーチエントリーで楽しめるダイビングポイントですが、北部エリアのショップはボートダイビングも行っています。

エントリーポイントから、ボート係留用のブイを目指して水面移動をし、そこから5mほど潜ってダイビングがスタートするのが一般的です。
白い砂地が綺麗で透明度も安定しています。砂地に点在する大小の根を散策しながら、浅瀬の水路を見つつビーチに戻るスタイルで、だいたい1ダイブ1時間ぐらいのコースとなります。

ポイントは広いため、1日に2ダイブ、コースを変えて潜るのが一般的です。カマスの群れやアジの群れなどワイド写真も撮れますが、特にマクロ写真を撮るダイビングはおすすめです。
オオモンカエルアンコウ、イロカエルアンコウ、クマドリカエルアンコウ、ニシキフウライウオ、ウミウシ各種、ニシキアナゴ、コンゴウフグなど様々な生き物に出会えます。ホムラハゼなどの珍しい魚との出会いもあるポイントです。

また、ナイトダイビングも楽しめます。海が安定する冬場の満潮時は、透明度もきれいで楽しいダイビングができます。運が良ければ、ソフトコーラルの産卵が見られることもあります。

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北風に強いポイントですので、冬場によく潜ります。北風がかなり強い時は、遠く那覇エリアのショップも片道2時間以上かけて、このポイントに来られます。海が荒れているときほど、ここはダイバーで溢れかえります。

沖縄北部おすすめダイビングスポット②レッドビーチ

かつては、泥地を好むマニアックダイバーしか潜ることがなかった、冬場の穴場的ダイビングポイントでした。しかし、ここでウミウシが数多く見られ、さらにちょっと変わった生物が登場することでも有名になったことから、ゴリラチョップと並んで、冬の人気ポイントになりました。

近年、ダイバー用の施設も充実したので、これからもっと利用されることが増えていくかもしれません。しかし、気を付けるべきことは、すぐ横に米軍の桟橋があるということです。
米軍の輸送船が桟橋に入ってくる日は潜れないことがあり、トラブルを回避するためにも潜らない、あるいは潜るエリアを限定するように注意しなければなりません。無謀なことは、他のダイバーの迷惑にもなりますので自重しましょう。

ここは「きれいな海を見に行くポイントではない!」ことを理解してください。稀に10mぐらいの透明度がありますが、逆に2m程度しかないことの方が普通です。ガイドさんからはぐれないように意識しましょう。

基本泥地と砂地です。中性浮力が取れないと、あっという間に煙幕の中になってしまいます。

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生物は豊富で、ちょっと他のエリアでは見られない変な種類が多いです。タンザクハゼ、サルハゼ類は色々いますし、和名がないハゼも生息しています。ハゼ好きにはたまらないでしょう。

同様に春先には様々なウミウシが登場します。1ダイブで30種類ぐらい出るときには出ます。ウミウシ好きのダイバーにはおすすめのポイントです。

さらに、ミミックオクトパスも時々登場します。イッポンテグリは成魚も幼魚も遭遇することがあり、写真のカエルアンコウ(ヘアリーフロッグフィッシュ)に出会うこともあります。以前、長期間にわたり「クダゴンベ」が住んでいたこともありました。何が飛び出すかわからないのがここレッドビーチです。

ここも冬場に強いポイントです。北風がビュービューでも、レッドビーチはべた凪です。ウミウシやハゼのエリアまで行くには、長めの水面移動がありますが、その分、出会えた時の感動は大きいです。

沖縄北部おすすめダイビングスポット③石切り

近年、このエリアで潜るダイバーが増えてきました。ポイントは数か所あり、各ポイントで見られる生物が違います。

基本ビーチエントリーします。その時に護岸やテトラポットを上り下りすることもあります。波が高い時は危険なのでガイドさんの指示に従い、無理のないようにしましょう。また、海が静かな時でも、藻がついていて滑りやすくなっています。

ここではよく、写真のハナヒゲウツボが見られます。青色の成魚がよく見られますが、時折この黄色のハナヒゲウツボも登場して話題になります。黒い幼魚も時々出ています。また、ダイバーに人気のある黄色の「ジョーフィッシュ」もよく見られています。愛嬌のある表情がなんとも言えません。

別エリアでは、ダイバーに大人気の「ナカモトイロワケハゼ」が生息しています。地元のガイドさんが大切に保護しながら、ダイバーを案内してくれています。生物の保護のためにも、ガイドさんの指示に従わなければならないことを理解してください。とにかくかわいいです。

沖縄北部おすすめダイビングスポット④瀬底島

本部港から10~15分ほどの間に、瀬底島のダイビングポイントが点在しています。島自体には、本島から橋で行けますが、ダイビングポイントにはボートでないと潜れません。

よく潜られているポイントは2つあります。1つは島の西側にあり、水路の中に差し込む光を楽しむ「ラビリンス」。もう1つは、島の東側、本島との間にあります。水深10mでハゼが沢山見られて、トウアカクマノミも見られる「トウアカポイント」の2か所です。

瀬底島周辺も、以前はサンゴ礁が豊富だったそうです。しかし、今はかなり傷んでいて、魚も減ってきているようですが、ダイビングするには十分楽しめる場所です。

瀬底エリアも基本は「マクロダイビング」で、小さな生物を探すスタイルです。ヒメヒラタカエルアンコウ、フリソデエビ、トゲツノメエビ、写真のイソコンペイトウガニなどに会えます。ちょっと深く潜るとアマダイ系もいます。

沖縄北部おすすめダイビングスポット⑤伊江島

本部港からボートで40分ほどにある島が伊江島です。この島の周囲も多くのダイビングポイントが点在しています。特によく潜られるのは島の東側のポイントです。1番有名な人気ポイント「キャニオン」は島の北側にあります。そこは米軍の訓練の関係で、週末にしかオープンされないことから、なかなか潜れないポイントとして、潜れたらラッキーという触れ込みになっています。しかし、キャニオン以外でも素晴らしいポイントが沢山あるのです。

伊江島の東側はドロップオフになっていて、ドロップの下はかなり深くなっています。その途中に穴が開いているので、穴に入ったり、抜けたりするケーブダイビングがメインとなります。透明度もいつも安定して良く、気持ちの良い海が楽しめます。

また、生物も豊富です。中でも「釣り場」というポイントには複数の「ピグミーシーホース」の色違いが生息していて、かわいい姿を見せてくれます。
また、「オーロラ」というポイントのドロップの壁沿いには、「シンデレラウミウシ」をよく見かけます。

冬場の天気の良い時なら、ダイビングボートの上からザトウクジラに出会えるかもしれません。

沖縄北部おすすめダイビングスポット⑥水納島

最後にお伝えするのが「水納島」です。本部港から約20分で、この島周辺のダイビングポイントに到着します。島の形から「クロワッサンアイランド」と呼ばれています。この島の周りは白い砂地ですので、海が明るく青いのが特徴です。北部エリアで最もおすすめなのがここです。

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青い海に黄色の「ヨスジフエダイ」が群れるポイントもきれいですし、夏場に透かしテンジクダイが群れる風景は沖縄っぽさを感じさせてくれます。
ただ潜っているだけで、浮いているだけでも癒されますし、沖縄の海に来た!という満足感が得られると思います。

魚が沢山いるということで名づけられた「ワサワサ」というポイントでは、6月ごろに写真のような「ツノザヤウミウシ」と「ミズタマウミウシ」が多く見られ、ダイバーを楽しませてくれます。

3ダイブしても、まだ足りない感覚になるこの島でのダイビングはおすすめです。本島から近い離島ですが、ちょっと離れただけで、海の色がこんなにも違うのかと実感されると思います。

沖縄北部おすすめダイビングスポットまとめ

沖縄本島北部のダイビングスポットについてご紹介しました。

北部地域は公共交通では那覇から名護までしか十分な本数がありません。そこから先のことを考えて、レンタカーでの移動をするか、または名護までの送迎をショップにお願いするかが必要です。

しかし、ダイバーはどうしても荷物が多くなると思いますので那覇からレンタカーでの移動をおすすめします。沖縄北部のダイビング、ぜひ楽しんでください。

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